12月26日(木)【市電乗車体験】を行いました。エールの活動でも、何度か市電に乗って出かけることはありましたが、今回は交通局に行き、整備工場や発電所も見学することになっていたので、出発前から楽しみにする姿が見られました。市電に乗る時の約束事を確認した後に、エールを出発し、谷山電停へ向かいました。谷山電停から市電に乗車し、郡元で乗り換え、交通局前で下車しました。電車の中では、景色を見ながら友達と会話を楽しんだり「郡元まであとどのくらい?」と降りる電停を指導員に確認したりしながら、落ち着いて過ごすことができました。また、車内での声の大きさに気を付けたり、他のお客さんの様子を見ながら、自分の動きを考え、友達にも声をかけたりする姿も見られ、電車を降りる際は、自分の財布から80円を出して、スムーズに乗車料金を支払うことができました。交通局では、係の方の話を聞きながら、施設内を見学しました。資料展示室では、実際に市電やバスの中で見られる停車ボタンや料金箱、ハンドルなどに触れることができたので、興味津々に様々な展示物に向かう様子が見られました。係の方の話を真剣に聞いたり、気になることや疑問に思ったことを質問したりしながら、市電やバスの歴史や仕組みについてたくさんのことを知ることができました。整備工場の見学では、普段見ることができない整備の様子やあまり見かけない、珍しい電車や止まっているたくさんの電車を見て喜ぶ姿が見れました。帰りの電車に乗る直前まで、係の方がたくさんお話をしてくださったので、最後まで楽しく学びある時間を過ごすことができました。帰りの電車でも、公共の場での過ごし方を自分なりに考え、約束事をしっかり守りながら乗ることができました。「今度は市電でもっと遠くまで行ってみたいね!」とまた市電で出かけることを楽しみにする姿が見られました。今後も子どもたちの興味関心を広げ、様々なことに気づくきっかけとなるような活動を行っていきたいと思います。